せっかく一生懸命育てたメダカが病気になってしまったり、卵が産まれたのに病気になってしまうとガッカリしますよね。
どんなことが原因で病気になってしまったのか、白い綿は一体なんなのか色々調べてみることもあると思います。
そんな時すぐに対処ができれば水槽の汚れも少なく、卵も守ることができます。
メダカの卵はどれくらいで孵化するかわかれば心配がなくなります。
メダカの卵はどのくらいで孵化するのか?
一般的には、メダカは1週間から10日ほどで孵化します。
この孵化に時間がかかってしまうと白い綿のようなカビが卵に付着してしまいます。
もし卵にカビがついてしまった場合は、成長をしないまま亡くなってしまいます。
では、なぜ卵がなかなか孵化できなくなるのかといいますと、水温が関係してくるのです。
水槽の水温はどのくらいがいいのか?
水温が24度以下になってしまうと卵の成長が急に遅くなってしまい、成長しきれないまま亡くなってしまうのです。
また、メダカは水草などに卵を産み付けるのですが、その際にオスが体液をかけます。
体液をかけたにも関わらず、卵が接合していないときは無精卵の場合になり、その場合は孵化ができません。
接合できなかった卵はどうなるの?
接合できなかった卵の色は、透明感がなく、白くなり、早いと翌日には卵にカビが発生してしまいます。
もしそのような卵を見つけたときは一刻も早く取り除かないと周りの元気な卵までカビが繁殖してしまい全滅してしまいます。
カビが生えた卵をとるときは、ピンセットを使うときれいに取れますが、万が一取れなかったときは指で取ってあげるとよいです。
卵にカビが生えないようにするには水を新鮮にしておくことが一番です。
そのためには、卵だけをとりわけ別の瓶に移し替え、エアレーションだけでもしてあげてください。
エアレーションを入れるときは、ゆっくりとできるだけ泡がでるように設定をしてください。
水草が揺れるようなら強すぎるようならエアレーションはしないほうがよいです。
また、卵がかえったあとそのままにしておくと稚魚が水の流れによって弱ってしまうことがあるので、エアレーションを外すことをお勧めします。
卵を移し替えるとき水道水ですとカルキがあるので、卵を守ってくれますが、そのカルキも1日で抜けてしまうのでこまめに水を替えてあげる必要があります。
卵から黒い点が見えてきたら孵化が近いというサインなので、水道水ではなくカルキを抜いた水に替え親のメダカがいる水槽へ戻してあげてください。
まとめ
水をカビから防ぐ方法としては、ホームセンターやペットショップなどで魚病薬が売っているのでの薬を使うとよいのですが、入れすぎには注意が必要となります。
その時入れる量は1滴が一番望ましいです。
少しでもカビが生えないようにすることで病気になりづらくなる個体になります。