あなたは、メダカが突然跳ねて水槽から脱走してしまったという経験はありますか?
目の前でそんな事が起きたら、「一体何が起きたんだろう」と最初はびっくりすると思います。
何かの病気なのかと心配される飼い主さんもいらっしゃると思いますので、今回はメダカのジャンプについて、まとめてみたいと思います。
なぜメダカが跳ねるのか
実は、メダカが跳ねる事自体はそこまで珍しい事ではなく、野生のメダカにはよく見られる光景なのです。
メダカには産卵に最適な環境を求めて、岩などの障害物を跳び越えたり、川をさかのぼったりする習性があります。
その際、十数センチも跳ぶ個体もいるようです。
また、水面にある油膜や落ちてきたゴミ、昆虫などを食べるために、それ目掛けてジャンプするという光景もみられます。
飼育されているメダカが跳ねるワケは、所説あるようですが、1つはこれら野生のころの習性の名残が影響してる可能性があります。
また、飼育環境が良いと、メダカも元気で活発に育ちますので、単に力が有り余り過ぎた勢いで跳んだ、という事もあるようです。
一先ず、他のお魚にありがちな、病気による奇行ではないので一安心して良いかと思います。
脱走事故の防止対策
メダカが元気なことはとても良い事なのですが、折角大きく育ったメダカが水槽から脱走してしまい、翌日ミイラになっている…ということは、できる限り避けたいものです。
そういった事故がおきてしまわないよう、しっかりと対策をしましょう。
物理的に水槽から出てしまわないようにすればよいのですから、まずは、水槽にふたをしてしまいましょう。
メダカが通れそうな隙間があると、そこから脱走してしまうこともあるようですので、できるだけ隙間を開けないよう、水槽のサイズにピッタリのふたを用意するか、隙間を目張りするなどの対策をした方が良いかもしれません。
ですがこれだけですと、メダカが跳ねてふたに激突してしまい、ケガをする可能性がありますので、水槽の水かさもできる限り低めにしておくと良いかもしれません。
まとめ
今回は、メダカのジャンプについてまとめました。
メダカの意外な身体能力には本当に驚かされます。
人の目がある時ならまだ良いのですが、外出中や就寝中に水槽から脱走してしまうと、とても可哀そうな事になってしまいます。
メダカはジャンプするものと理解し、脱走防止対策をしっかりとしてあげましょう。