メダカの稚魚を見たことがあるでしょうか?
その姿は心臓が透けて見るといった、一見して怖い印象にありますが、小さな生命が不慣れな泳ぎで懸命に生きる姿は、胸を躍らされるものがあります。
では、メダカの稚魚とはどういった存在なのでしょうか?
稚魚の魅力について、理解を深めていきましょう。
メダカの稚魚とは
メダカの稚魚といえば、透明な体をしているのが特徴といえるでしょう。
くりくりとした大きな目をしていて、透けて見ているのは心臓です。
非常に小さい上、メダカはなんでも食べてしまう傾向にあるので、親メダカも飼育している場合はしばらくは別容器で育てる必要があります。
また、稚魚が多く、容器が狭い場合はほとんどの稚魚が生きることが困難となってしまうので、注意深く育てるといいでしょう。
心臓が見えているのもありますが、稚魚とはまさしく大事に育てるべき生き物と言えますね。
メダカの稚魚の食事
稚魚は非常に小さな生き物ですので、食べ物もそんな小さい彼らの口に合ったものでなければいけません。
口に入るものといえば、粉状にした餌でしょう。
粉末にした人口餌や、ブラインシュリンプなどを与えてあげるといいです。
特にブラインシュリンプは、メダカのみならず、他の稚魚にも用いられる餌で、栄養価も高いので育ち盛りの幼体に最適といえます。
また、餌の回数は親メダカよりも多く設けてあげるのもポイントです。
メダカの稚魚の泳ぎ
心臓が透けて見える稚魚の泳ぎは、少し変わったものです。
ひれがまだ未発達なのもありますが、親メダカのようにうまく泳ぐことができません。
変わった泳ぎ方だなと心配する必要はないでしょう。
人間の赤ちゃんが段階を踏んで歩けるようになるのと同じで、メダカの稚魚もしっかり泳ぎ方を覚え、気づいた頃には親メダカと変わらない姿で泳ぎます。
まとめ
メダカの稚魚についてまとめました。
心臓が見えて、一見怖い姿のメダカの稚魚ですが、その懸命に泳ぐ姿や小さなルックスには愛着が持てるでしょう。
育てる場合は、稚魚はいわば、陶器のような存在なので丁寧に扱い、決して親メダカと一緒にすることなく、育ててみましょう。