メダカが産卵した際に卵を産み付ける場所の事を産卵床といいます。
よく産卵床には水草が使用されています。
ただ水草は卵を見つけにくかったり、卵を見つけたときに別の水槽に移動するのが大変だったりします。
そんなときの為に市販の産卵床があります。
中には自分で産卵床を自作することも出来ます。
自分で産卵床を作ってみるのも楽しいでしょう。
そこで自作の産卵床の作り方を見てみましょう。
メダカの産卵床を自作しよう
メダカの産卵床は水草や市販のものでも十分なのですが、卵を取り出しやすい産卵床が欲しいという方や、工作や自作で何かを作る作業が好きな人には自作の産卵床作りがオススメです。
材料費も100均のもので揃えられ、お子様でも作れる簡単な作り方もあります。
お子様と一緒にやると喜ぶかもしれません。
簡単な産卵床の作り方
必要な材料は「平たい形のタワシ、又はハードクリーナー」「結束バンド」「発泡スチロール、又はバックアップ材」です。
作り方は
- 平たい形のタワシ、又はハードクリーナーの上2㎝くらいを残し、下から幅2㎝間隔で切込みを入れていきます。
- 上2㎝残した部分に8㎝くらいに四角くカットした発泡スチロール、又はバックアップ材を置き、それを芯にしてくるくる巻き付けていきます。
- 巻き終わった部分を結束バンドで固定すれば完成です。
とても簡単でコストも安く、時間も数分で完成するので是非作ってみてください。
産卵床にお勧めの物
他にも産卵床にはシュロ皮もお勧めです。
シュロ皮とはあまり聞き慣れないかもしれませんが、シュロというヤシ科の木の皮です。
シュロ皮はよくメダカが産卵するだけでなく、卵を見つけやすい、水を綺麗にしてくれる、丈夫で使いやすいなどのメリットがあります。
ただ、シュロ皮を水槽に入れる前に灰汁抜きが必要です。
2~3時間ぬるま湯に漬けた後に水槽に入れましょう。
まとめ
自作の産卵床の作り方を見てみましたが、他にも作り方が色々とあるのでオリジナルの産卵床を作ってみましょう。
実際に使ってみて、一番メダカが沢山卵を産むのはどれなのかをお子さんの自由研究でやってみるのも良いかも知れません。